ドロン女が行く

海外を転々とした挙句今はアメリカ永住の40代女子による、「それおかしくない?」に毒吐きながらツッコむブログ。自由な生き方や考え方、またアメリカ生活や旅行などついても書いています。

アメリカ人になろうと思う

しばらくブログをお休みしてしまっていました。

いやあ、トランプ大統領の就任以来、毎日毎日とんでもないニュースが出まくり、それに対して企業もセレブも一般人も反応しまくって、SNSやらデモやらでもう全米で大変なことになっています。

私もここまでマメにニュースをフォローしたのはいつぶりだろう?というぐらい、チェックしております。

大統領というのは首相と違って、ここまで権限があったんだなぁということを日々実感中。

トランプの政策に対する企業などの対応がいい

それにしても「イスラム7カ国の入国禁止」なども、そこら辺の国籍の人があまり住んでない日本だと実感がないかもしれないけど、こちらは移民国家なのでそういう人たちが身近にいる。

その指定7カ国でなくても、みんな元は移民だから、人ごとじゃない。

そして日本人はまあ普通に考えてテロリスト扱いはされないけれど、第二次世界大戦時の「日系人収容の歴史」があるから、そしてそれはこちらの日系人にとっては「過ぎ去った昔のこと」ではないから、やっぱり怖い。

私は永住権であって市民権を持っているわけではないし、シリアに2年住んでいたこともあるから、「7カ国出身以外に、そこに住んでたことのある人も入国禁止」などとトランプが間違って言い出さないかと、ちょっと不安なわけです。

アメリカ国内にいるならいいけど、海外旅行をどんどんしたい私にとっては、空港の入国審査が恐怖になります。


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でもさすが裁判の国。

トランプが「イスラムの7カ国からの入国禁止」といえば、イスラム教の団体がトランプを提訴するのはわかるけど、

ワシントン州もすぐさまトランプを提訴。  

「全米に300前後ある、不法滞在者に甘い聖域都市への補助金を停止する」といえば、まずはサンフランシスコ市がトランプを提訴。

これからもどんどん訴訟が増えるんだろうなぁ。


企業はというと、トランプが「イスラムの7カ国からの入国禁止」に対して、すぐさま

・アップル、アマゾン、グーグル、eBay、Etsy、Netflixなどのハイテク企業に続き、フォード、GE、ゴールドマンサックスまでもが、「この政策を支持しない」と表明。
・グーグルに至っては、「移民への法的支援などのサービスを提供する4つの団体に対し、最大400万ドルを寄付する計画」を発表。
・Airbnbは、「入国拒否された難民に無料で宿泊先を提供する」と表明。
・タクシー業界は、ニューヨークでタクシー運転手が一時的にストライキ。
・タクシー業界を脅かしてるLyftも、「今後4年間でアメリカ自由人権協会に100万ドルを寄付する」と発表。
・Lyftと同様タクシー業界を脅かしてるUberは、「大統領令の影響を受ける従業員を金銭的に支援する」と発表。
・スターバックスも「世界中の店舗で今後5年間に1万人の難民を雇用する」と発表。

他にもたくさんありますが、ほんとに一瞬で大企業がこういうことやるってのが、アメリカの好きなところ。

アメリカ人になったほうがいい

日本は二重国籍を認めていないから、アメリカ国籍を取ることは考えてもいなかったけど、

こうなってみると「永住権」というステータスはとても弱い。

永住権とはいっても実は永住することを100%許されているわけではない、というのが永住権。

だから市民権を取ったほうがいい気がする。

日本国籍を失うことになっても、どうせ今後日本に住む予定はないからいいか。

あまり国籍にこだわりはないし、

旅行する際にいちいちビザが必要になるような国のパスポートを所持するのは嫌だけど、

アメリカのパスポートなら日本のパスポートよりビザが必要な国は少ないし(もうここまで来たらほとんど一緒だけど)

強いパスポートランキング
1位(174か国):フィンランド、ドイツ、スウェーデン、アメリカ、イギリス
6位(173か国):カナダ、デンマーク
8位(172か国):ベルギー、フランス、イタリア、日本、韓国、ルクセンブルグ、オランダ、ポルトガル、スペイン
日本のパスポート最強じゃない ビザ免除国数ランキング8位で韓国と同じ


住むまではアメリカという国が好きではなかった、というかどちらかというと嫌いだったから(何よりも自分たちが正しいと思ってるところが!)

まさか自分がアメリカ人になるとは考えもしなかったけど、

住んでみれば日本よりも私にはとっても合うし、

日本国籍を失ったからといって、自分が何人かがわからなくてアイデンティティ喪失するような歳でもないし、

何よりもこの国に住む権利、つまりは自分の生活、人生が脅かされる心配をしたくないので、

申請できる時期が来たら、アメリカ人になろうと思う。